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4/30(水)、初訪なので普通につけ麺を戴くつもりでしたが、入口脇の看板で「今月の創作」を推しているのが
目に入り、「もしかして今日が最終日?」と思うと誘惑に抗しきれず、券売機で「創作壱」のボタンをポチッと
やってしまいました。正直、蟹味噌&つけ麺ってあまりピンと来なかったんで、結構迷ったんですけどね。

注文して7-8分で出来上がり。ツユ、麺、昆布酢の3つの器が配膳されます。
麺皿には、蟹の甲羅に盛られた蟹肉と蟹味噌、豚しゃぶのようなピラピラした形状のチャーシュー、スライス切して揚げた?ゴボウ(たぶんメンマの代用)、味玉半分、刻み海苔、水菜と全ての具材が載せられています。
お店の食べ方説明書きによれば、?まずは標準形で味噌つけ麺→?蟹肉と蟹味噌をツユに入れて蟹味噌つけ麺→
?好みで昆布酢を加えて蟹酢風味と3段階(お腹に余裕があれば、最後にバターライス?で締めるので4段階)
の味わいを楽しむ趣向のようです。

さっそく戴いてみます。
麺は色白の中細麺で、素のまま啜り上げるとソウメンのような食感が印象的。
細いのでコシや粘りは然程ありませんが、啜り心地・噛み心地が良いのでツルツルと食べられてしまいます。
そしてツユ。魚介出汁に味噌ダレを合わせ、(たぶん)ラー油や一味を加えた、いわゆる辛味噌タイプです。
味わいは辛味噌>出汁ながら厚みを感じましたので、動物系の出汁も多少ブレンドしているかもしれません。
この標準形のツユで戴く魚介辛味噌つけ麺がなかなか旨くて、麺と具の半分近くを?段階で消費しました。

次に、蟹肉と蟹味噌をツユに入れて混ぜ混ぜし、いよいよメインの?蟹味噌つけ麺です。
標準形のピリ辛味噌の味わいが結構強いので、正直、蟹味噌の風味がどこまで出てくるのか半信半疑でしたが、
戴いてみると「おー、こう来たか!なるほどな〜」っていう感じのちょっとした驚きと感銘がありました。
説明が難しいのですが、ツユの味わいの上辺はピリ辛味噌のまま変化せずに、味わいのボディ部分に蟹味噌独特
の苦旨みがスッポリと収まったような感じで、この、味覚を3次元空間で捉えて空隙を埋めるかのような蟹味噌
の使い方には、創作者の料理センスを感じざるを得ませんでした。
また、味覚タイプとしても、ピリ辛と苦旨みのミックスというのは初めてで、創作メニューならではの味わいを
堪能させていただきました。

最後の?蟹酢風味は、お店側も「お好みで」と強調していたように、好みが分かれると思います。
私はどちらかと言うと酢は苦手で、大勝軒系のつけ麺を低採点したり、油そばでも滅多に酢を使わない人なので、
今回も最後の最後に昆布酢を半分ほど入れて味の変化を見る程度に留めました。

採点は81点。
細麺や酢が好みから外れるので、純粋な味覚満足度/980円で言うと76-78点くらいが妥当なのですが、
?蟹味噌つけ麺段階で受けた感銘とスープ割の圧倒的な美味しさ(辛味噌に隠れていた素性の良い魚介出汁が
忽然として姿を現します)の分を加点しました。

なお、ご馳走様を言って席を立った瞬間に「創作麺はいかがでしたか?」と庄野さんに尋ねられました。
全く予期していなかったので「あ、美味しかったですよ〜」と答えるのが精一杯でしたが、お客一人一人に食後
の感想を訊くお店は初めて。この一事をもって「麺や庄の、恐るべし」となるには十分、再訪決定ですね。

投稿 | コメント (2) | このお店へのレビュー: 1件

コメント

こんばんは。
私も数日前に楽しませてもらいました。味覚より先に、まず視覚からやられました。いきなり蟹の甲羅ですものね。度肝を抜かれてしまいました。これほどワクワクしながらラーメン(と言ってしまって良いものか)を食べた事、ひょっとしたら親に初めてラーメン屋に連れていってもらって以来かもしれませんでした。
?の段階でうっかり昆布酢を一滴残らず投入してしまったんですが、おかげでバターライス投入後は酸っぱいやら甘いやら、それはもう筆舌に尽くしがたい味になってしまいました。ほんにわっちゃあ、あわて者でありんすねえ。

こんばんは。コメントありがとうございます。

創作ラーメンには、予定調和に収まらない意外性があって、ワクワクさせられますよね。

私も酢を半分ほど入れたときには???(凄く不味いわけでもないけど、言葉で表しづらい奇妙な味)
でしたが、それも含めて楽しませてもらいました。

庄野さんの料理センスとお客の声に耳を傾ける謙虚さも確認できましたので、
是非とも再訪して定番メニューや次の創作メニューも楽しんでみたいと思っています。

men2 | 2008年5月1日 03:13