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11:50頃訪問。程好い客入り。店内は狭く、壁に対面する短いカウンターとテーブル席が設けられているが、窮屈さや不潔感は無く、居心地は悪く無い。なお、2階にも客席はあるようだ。男女3名程による切り盛りで、接客は非常に良好。
 
本メニューを選択。好みを細かく指定出来るようだが、全て普通で頼んだ。暫く待って配膳。
 
スープは、深みのある色合いに茶濁。表層を程々の液体油が覆い、粘度は高くドロンドロン。
飲んでみると、その独特な味わいに驚かされる。勿論、ベジポタによるまろやかさが基調となっているのだが、よくあるようにポテトが目立ったりする事は無く、多種の野菜が巧みに組み合わされているのは明らかだ。
特筆すべきは、それ以外の部分も実に複雑な組み立てとなっている事だ。ナッツ、酒粕が使用されているとの事だが、特定の要素が突出する事無く、何とも上手に纏め上げられている。トータルとしてのコク、味の厚みは相当なものだ。さらにはカレーにも通じるニュアンスのスパイス感が仄かに感得され、味わい深さと後口の良さがもたらされている。
カエシの立ち方、塩分濃度は適度。余計なトガりは無いが、最後まで飽きの来ないキレとヒキを生み出している。
全体として、実に濃厚まろやかな味わいに仕上げられているが、余計なクドさ、重さは抑えられているのは見事。
途中から、卓上のおろしニンニク、おろし生姜を適宜投入して食べ進めたが、いずれも非常によくマッチング。他にもカレー粉等が設置されており、多様な味変を楽しめるのも嬉しいところだ。
 
麺は、ストレートの平打ち中太麺。
食べてみると、しっかりと茹で上げられているが、一定レベルのコシと歯応えは残されている。ツルツル&モチモチ食感が心地良く、咀嚼と喉越しを存分に楽しむ事が出来る。旨みも感じられる上質の麺だ。スープとの相性も申し分無し。
量はやや多めというところか。自分には、これ一杯で十分な満腹度。大盛無料との事だが、頼んでいたら後悔したかもしれない。さらに、ランチタイムはライスも付けられるとの事で、大食の人には有難がられそうだ。
 
具の多彩ぶりはデフォとは思えないレベル。
チャーシューは、細長く薄いものが1枚。脂身リッチだが、熱が通り過ぎてジューシーさに欠けるのが残念。
メンマはグニグニ&サクサク食感のもの。上質感は弱いが良い箸休め。
半味玉は黄味ネットリの茹で加減。濃いめの味付けで、ちょっとショッパいが中々の旨さ。
茹でモヤシは適度な茹で加減。シャキシャキ食感が良いアクセント。
緑色の刻み葱、白葱みじん切り、カイワレは、風味と食感の両面に於いて良い役割を果たしている。
他に、大きめの海苔1枚。
 
予想以上に独創的な味わいを存分に楽しむ事が出来た。個人的に、ラーメンとしての中毒性という点では微妙だが、このような一杯の存在意義は大きいと思う。他にも興味を惹かれるメニューが多く、近所に欲しくなる一店だ。

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