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「ブラックカリーラーメン+白飯」@初代けいすけの写真12/13
人間関係に於いて第一印象というのは極めて重要。ドラマの様に"出会いは最悪だったけどある事を契機に親密になり結ばれる"なんて都合の良い話、まずリアルには起こりません。人生、そう甘くはないのです。これは食物でも同じ事。オープン間もない頃に食べた「黒味噌ラーメン」、それがこの店と私の出会いでしたが結果は「最悪」。
いまだに我が「二度と食えるかこんなモン」ランキングのワースト1はこの店の「黒味噌ラーメン」です。そんなワケで一度はこの店に決別したつもりでいたのですが、そんなある日。「それでもブラックカリーは美味い、〆でライスを入れれば尚美味い」との噂を聞き半信半疑で試したところ・・。これがホントに美味かった!と、これが2年くらい前の事か・・。以来定期的に訪問するに至っております。人間関係もそうですが、一度失った信頼を再び勝ち取るのは容易な事ではありません。ところがこの「ブラックカリーラーメン」はソレを容易くやってのけたワケであります。

竹炭を溶かし込んだブレンド味噌に強めの脂、生クリーム、中国山椒(花椒)を初めとする数種のスパイスから形成される「黒味噌」にカレーがブレンド。「黒味噌」の時は邪魔にしか感じられなかった各種スパイスがカレーが加わる事によって俄然不思議な統一感をみせるからあら不思議。一本スジが通った様な味に変化している様に感じますね。甜面醤(中華甘みそ)が強めな味噌の甘味、カレーと花椒のダブルの刺激。この2本の軸の周囲をクリームがまろやかさを、オイルがこってり感を、竹炭がダークっぽさを以ってそれぞれ演出する、といった具合で実にまあ多彩な味わいです。ヘタをするとキャラクター的に濃くなりすぎるきらいがあるスープを具の白髪ネギが上手い具合に引き締めてくれます。スパイシーな辛さよりも深み・コクを味わう為のカレーラーメン。

麺はややボソっとした食感の固めの茹で上がりの中太・角麺。太目の蕎麦でも食っているような感覚。過度にスープを絡みあげませんから、スープの強さの割りにはスッキリとした味わいが口中に残ります。あまり存在感をアピールするタイプの麺ではなく、むしろ脇役に徹しているかの感。これでいいのでしょう、これで麺まで自己主張の激しいタイプだったら収集がつきません。
と、ここまでは第1ラウンド。本格的にこのスープの上手さとガチで向き合うのならば、第2ラウンド:ライス投入編を待たねばなりません。

具はチャーシュー・白髪ネギ・糸唐辛子・玉ねぎ・ニンニクになんといっても挽肉!
チャーシューは良く締まった感じの大ぶりのバラがこの日は2枚。端っこについたプニプニした脂身がアクセント。

さあ、ライス投入のゴングが鳴った!第2ラウンドの始まりだっ!
麺を啜っている感はややもすると「軽く」感じたスープが、白飯という最良のパートナーを得た途端、強烈な、ズシリと重い一撃を放ち出します。原動力はこの時まで虎視眈々とその力が開放される時を窺っていた挽肉。このコク、このパンチの効いた味わい。
私がこれまで経験してきた中で、これ以上の美味さを持ったライス〆は湯麺 破天荒の担々麺のみ。このライス投入を経験しないうちは初代けいすけのブラックカリーラーメンを食ったとは言えないといっても、あながち過言ではありますまい。

「黒味噌ラーメン」に関しては罰ゲームでもなければ口にする機会は無いと思いますが、この「ブラックカリーラーメン+白飯」はこれからも私を魅了し続けてくれる事でしょう。

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投稿(更新) | コメント (1) | このお店へのレビュー: 1件

コメント

え?黒味噌、嫌いなの?
どして、どして?
しかしまあ、それなのに、

>私がこれまで経験してきた中で、これ以上の美味さを持ったライス〆は
>湯麺 破天荒の担々麺のみ。

これはただ事じゃありませんな。
今、2週間に1日、東大前で仕事してるので、次に行ったときは試してみっかな。
辛そうだから、ちょっと敬遠してるんですけど。

....という私は、レビューは挙げてないここでの実食が数件....。

GT猫(ひっそり活動中...) | 2008年12月16日 23:51