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神田須田町という場所柄や白布地に屋号「らーめん神田磯野」の文字をシンプルに染めた暖簾から受ける印象、
そして訪店時に持参して読んでいた本が幕末の歴史書(勝海舟の江戸城無血開城の顛末)だったこともあって、
江戸の小粋を体現したようなラーメンという印象を持った。出汁の余韻をあからさまにダラダラと響かせるのは
野暮ってもんよ!とでも言いたげな、凛と澄んだ音色を短く奏でてスッと消える出汁感。かすみ鴨・鴨もみじ・
名古屋コーチン・国産豚で取った動物系と羅臼昆布の一番出汁に鰹・鯖等を加えた魚介系を合わせたWスープ、
タレには醤油に加え鶏醤を使い、鴨油を浮かせるという厳選素材オンパレードなのにそれを感じさせることなく
さりげなく美味しいスープに纏め上げている。中細ストレートの麺とのマッチングも良い。具は柔らかな肉質の
ロースチャーシュー1枚、コリコリした食感が楽しい短冊切メンマ6-7本、皮も餡も美味しい海鮮ワンタン5個、
ネットリとした黄身を味わえる名古屋コーチンの味玉、仄かな磯の香りを運んでくる岩海苔、そして白髪葱と、
具材の一つ一つに至るまで隙がない。若いが職人の風格ある店主は八戸麺道大陸@青森~支那そばや@ラ博
の出身だそうで、食材へのコダワリはなるほど佐野氏譲りだなと思う。
80点。値段が値段だけにCP考慮するとこの点数。料亭がラーメンを創るとこうなるみたいなところがあって、
もう少し下世話な分かり易さがあった方がという気もする。此処の出汁と具は是非もう一度味わいたいので再訪
して全部のせを塩で戴くつもりだが、その後リピートするかどうか?ちょっと決め手に欠けるのかもしれない。

投稿(更新) | コメント (2) | このお店へのレビュー: 1件

コメント

おはようございます。

此方は異動前なら徒歩圏だったお店でした。
そうですか佐野イズムを。。
CPのところがどうしても引っかかりましたが、レベルは高かった記憶が蘇りました。
そうそう、店主若いけど顔つきから違いましたね~
再訪問は暫く厳しいですが、また是非味わってみたいモノです。

3ちゃん | 2009年5月14日 06:45

おはようございます。コメントどうもです。

この界隈は土地勘がなくて苦手なエリアでBM放置店多数、
3太郎さん達が昼食につじ田、夕食にわいず等に行かれるのを羨ましく拝見してましたが、
地下鉄マップよく見たら丸の内線で直行できる事に気づいて今回行ってきました。
このお店、開店1年の若店主が出すラーメンとは思えない玄人っぽさを感じましたが、
藪そばをはじめ明治時代からの旨いもの屋が今も残る神田という場所のブランドパワーに
圧倒されたのかもしれません。

今後もボチボチこの界隈の未訪店をつぶしていこうと思います。

men2 | 2009年5月14日 08:28