なんとかデータベースラーメンカレーチャーハンぎょうざうどんそば
 

20:00入店。先客3名。

明治通りと早稲田通りの交差点周辺は、くるりと見回すと「つけめん」の文字が目に付く。目に付きすぎる。いつの間にこんなことになってしまったんだろう。
どの店もそれほど混んでいない時間帯(渡なべだけ並んでたけど)、よりどりみどりのラーメン店から、ちょっと気の利いた外装のこの店に入る。

内装にもオリジナリティが感じられる。黒い畳表に華やかな畳べりのカウンター台、銅板も使われていて素材と色のバランスが良い。椅子に腰掛けるとググッと後ろに重心をとられ、小ぶりなスツールなのに不思議な安定感を感じる。
 ラーメン屋というよりは、京都あたりの和風旅館にあるバーラウンジのカウンターといったイメージ。
 冷酒を呑むときに使うようなグラスが置かれている。後で知ったが、この店は柳宗理の食器を使っているとのこと。へえ、そうですか、妙にすわり心地の良い椅子もそうなのかな、柳宗理といえばバタフライだもんねぇ、なんとなく納得。

 ただ、凝っているのはカウンター周りと内壁の取り回しだけで、それ以外はあまり手がかかっていない、というか、掛けられなかったんじゃないかなあというのは、ゲスの勘繰りだけど、まあ、客の目の届く範囲がまとまっていれば良いという風に受け取った。
 ともかく普通のラーメン屋ではない。和風のテイストを出している、でもステレオタイプな店が多い中で、雰囲気は突出している。
 そんなわけでお客は後からも続々入ってきて、食べ終わるころには満席になっていた。そのうちカップルが3組ほどいたのも、まあうなずける。

 一番人気という地鶏魚玉そばをオーダー。店員は二人で、あまり息が合っていないというか、もたつく場面も再三あって、ちょっと待たされたような気がする。
 上品な見た目のラーメンは、あっさりとしつつもホンワカと旨味の漂う鶏・塩・ダシの汁。もう少し味に奥行きが欲しいところだ。
 麺は縮れの見た目インスタントっぽい感じだが、汁との相性のよいこれも上品な味だ。

 だが、この店は汁の味と麺を選べるという。これは客から申告しないと店員からは聞かれないようで、気づかなかった私は何も指定しなかった。柚子塩とか太麺とか、気になって仕方がない。選べる仕様にしているのなら、オーダーの際に聞いて欲しい。

 鳥モモに下味をつけて炭火で炙ったモノがのっている。火の通し方が悪いのと、肉の締まりに味がのっていないので、残念な結果だった。

 店の雰囲気は悪くないし、ラーメンにもオリジナリティが大きく感じられる。
だが、サーブする人間で、かなり味と印象が左右される。二人の店員は、これからまだまだ勉強することがたくさんあるな、でもその気はなさそうだな。と感じた。

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