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 職場から至近距離にありながら、ど〜も食指が動かなかったというか、実食(試食)欲が沸いてこなかったのでこれまで同店は未訪でした。
 某雑誌と某ウェブサイトの共同企画でラーメン・オブ・ザイヤーになったそうで、それを知った職場の女性同僚から「一人で行きにくいので連れてって!」ついでに「いつも仕事手伝ってあげてるんだからご馳走して!」とせがまれ、 まあ、前から柳宗理さんがデザインされた食器とか好きなので食器の観賞がてら初訪問です。

 11時50分頃到着。店内は8割の入り。
 お店は、照明が薄暗くて、バーのようなお洒落な内装。
 過日、某イケメン俳優がこのお店で食事をしていたという噂話を聞いていましたが、いかにも似合いそうな雰囲気です。
 カウンターの上の盃のようなグラスも水差しも、いかにも柳宗理さん。
  
 客層は上品な感じの壮年のご夫婦、学習院女子大のお嬢様らしき人達(雰囲気からして同じく近隣の早大生じゃなさそうです)が半分、自分と同じラーメン食べ歩き系の男性達が半分。何だかちょっと均衡のとれていない不思議な空間です。

 前置きが長くなりました。

 ラーメン食べ歩き系の人の中には、おもむろに携帯を取り出し「ブラックインド」を注文している人もいましたが、私は会員じゃないので、定番メニューらしき↑を注文。

 5分くらいで登場。
 透き通った黄金色のスープに、糸唐辛子の赤、水菜の緑とビジュアル的に綺麗です。

 まずはスープ。
 この場合、上品な塩味と表現すべきなのでしょうか?あっさりした味です。
 でもただ単にあっさりした味で、お店のHP(*)に「スープにはこんがりと焼いた合鴨と大仙地鶏のガラを使い、魚介系素材とあわせました。」と書いてありますが、美味しい塩スープで感じる、色んな具材の旨味や味の深みは感じられませんでした。
 ただ丼の底に残ったスープを飲んでいる時の柚子の香りと味は美味しく、面目躍如といったところでしょう。

  ※こちらのお店のブログに「No Noodle No Life」とありましたが、某CD屋さんのキャッチのパクリっぽいですが、これ気に入りました。

 次に麺。「ぼこぼこ麺」は、やや中太の縮れ麺です。特に名前をつけるほどの特徴はありませんが、ちょっと食感が普通の縮れ麺とは違っていて面白いとは思います。

 最後に具。 炙りチャーシューは、焼きめが香ばしく、弾力ある食感で美味しいと思います。
 しかし、「揚げネギ」や「穂先メンマ」など面白い具材を使っているにも関わらず、いかにも量が少ないので具材を楽しむまでにはいかないのが残念です。
 味玉は、白身に味が染みとおっておらず、黄身もトロ〜ッとしておらず、残念。

 こちらのお店はSweetsや酒、肴もあり、お酒を飲んだ後の一杯としては美味しいのでしょうが、ラーメンを食べに行くお店としては、まあ普通に美味しいが物足りない、といったところでしょう。
 また、量が少なすぎて普通の男性では足りないと思いますが、「Sweetsも食べれる女性でも気軽に入れるラーメン屋台を作ろう!!」というのがお店のコンセプトだそうなので、美味しいラーメンをたっぷり食べたい派の私にはそもそも不向きなお店でした。
 確かメニューに「麺少なめ(−100円)のご注文も出来ます。」と書いてあったのには、「ヒェー!これより少ないの?」と思わず笑っちゃいました。

 結局、量が少ないのであっという間に完食・完飲!

 今度職場に可愛い女の娘が入ってきたら話のネタに連れてきてあげてもいいかな、または、23時まで営業しているようなので、残業の時の夜食もしくは小腹が空いた時のおやつ代わりに利用してもいいかなと思った一杯でした。

 雑感:ラーメンに限らず食の楽しみ方は人それぞれですので、「お店の雰囲気を楽しみに」出かけられるのも当然アリだと思います。
 90年代後半のバブルの真っ只中に大学生であった私には、今日の訪問で、ある意味懐かしく思い出すことがありました。
 当時は、お洒落さや内装の高級さをウリにしていたお店が沢山ありました。私も、雑誌やTVで紹介されるそんなお店に先を争うように行ったこともありました。今考えると、そのお店のサービスの質と値段が乖離していたお店もいっぱいありました。バブル崩壊後そんなお店はみんないつの間にか消えていったんですよね。そのお店を利用した人達の思い出だけを残してね。
 このお店がそうだと言っている訳ではありません。念のため。

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