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「チャーシュー覆麺(大盛)」@覆麺 智の写真10/04/03
麺A+(出会ったことのない、完成された極細麺)
スープA+(深く、気づきの多いスープ)
トッピングA+(会員特典、ハイレベルな具)
店員A+(師のスタンス・キャリアが体現)
満足感A+(文句のつけようがないね)

A+:20点 A:16点 B+:12点 
B:8点 C:0点

■14:46
到着
列3人
意外にもカップルが多い

■14:48
食券購入
覆麺チャーシュー1100

■14:49
着席
師に食券を渡すと「もちろん大盛ね!!」と自動的に盛りが決定

店員は元ブラック・ホワイト氏の2名
カウンターを見渡すと、子連れまでいて驚いた
客が退店時には「いってらっしゃい」と一声かける様子が微笑ましい
店内は、さまざまな張り紙があり、配膳までの待ち時間を飽きさせない
そのせいか、師を前に緊張していたのかトッピングチェックを忘れてしまった

壁には、元祖一条流がんこの系図も張り出されており
一条安雪師の店というのは、パブリックコメントのような気がした
ただ、RDBのレビューでは名前が控えられていることから
私も控えることとする(文脈を見れば、明白だが)

配膳前に会員かどうか、師に聞かれる
初めて来店した旨を伝えると「持ってそう顔してるのにね~」といじられる
どうやら、私はラーメン顔らしい
このタイミングで会員は無料トッピングを選べるようだ
二郎のコールタイミングと同じ扱いか

■14:52
配膳
数々のレビューでも、師本人も「しょっぱい」と評しているスープを口に運ぶ
私にとっては「塩辛い」というよりは、ダシの甘さを感じた
例えるなら、喜多方ラーメンのスープを関東風のうどんダシで割ったような風合い
表面に膜を張った油分と、背油、揚げたニンニクチップが
スープに深いコクを与え、食欲が増す一方だ

麺はスープとの調和をはかるため、極細で仕上げられており
特筆すべきは、熱せられてもやわらかくならず、歯応えの強い強靭さがある

メンマは艶かしさを感じるほどの見た目に成形されており
シャキシャキ感とパンチのある味付けが、すばらしい

感動したのは、5枚のチャーシュー
最初は丼の端に寄せていたのだが、丼の熱に脂が溶かされて
ほぐれてしまうほどトロ感が強く、自然体な様に反して徹底的に味が染みている
脂にまで旨みを感じたときには、すでにチャーシューに夢中になっていた

スープ・具・麺に至るまで、すべてにこだわりと努力が注がれており
またすべてが均整がとれて、見た目も美しい
品格漂う、と評しても過言ではない

これは補足だが、丼のそこから煮込まれた小ぶりの蛸が一匹現れた
事前にキャッチしていた情報にはなく、もしかするとダシを
とるためのものかと思ったが、食せないものではないので完食した
この蛸は、なんだったのだろうか……

店内のBGMはボンバイエではなく、懐メロのような洋楽が流れていた
食事中、店内は師と客のトークが弾む、その流れで師は歌を披露する
何の歌かは触れないが、とてつもなく上手い

■15:10
退店
私が丼をきれいにした様子を見て、師は「文句のつけようがないね」と
黒い会員証を渡してくれた

会話といい、デスマッチといい
まるで客とのコミュニケーションのために、店を開いているようだ

職人として、師は言った
「一つの味しか作れないことは、実に寂しいことです」
「様々な味を理解し、追究、創造する事は、実に楽しいことです」

店主として、師は言った
「仕事人の意地にかけて、あらゆる客と対峙し
満足させていくことを生き甲斐に、そして楽しみに、今日も厨房に立っている」

小手先でもなく、急ごしらえでもなく
師のスタンスであり、師のキャリアがなしたものが、覆麺なのだと思う

投稿(更新) | コメント (0) | このお店へのレビュー: 1件

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